英会話お役立ちコラム&お知らせ
英会話お役立ちコラム《第2回おまけ》

前回のコラムについて、偶然にも大船校・戸塚校生徒様から同じ質問のあった英会話表現をご案内します。

「お酒を飲む」は英語では“Drink alcohol” でいいですか?

文法的には間違いないですが、ちょっと、、、、(ニュアンスは講師に聞いてみてください)

 

正解は “Drink” だけです。

お酒を飲むは”Drink”です。少し文法の話をしますが、主に”Drink”という単語は「飲む」という意味ではなく、「~を飲む」と目的語を伴った他動詞です。よって、通常は「~を」伴い、”drink coffee” drink some water”といった形になります。

そこで、無くてはならない目的語の「~を」をあえて言わないことで暗にお酒を飲むという表現になるんです。

また、Drinkを名詞で使うと、「お酒」の意味になります。

 

Would you like a drink?

は「お酒はいかが?」の意味になり、普通に「飲み物いかが?」では、

Would you like something to drink?

という表現になります。

実はここ日本はお酒に寛容なお酒天国の国ってことご存じですか?アメリカでの20世紀前半の禁酒法の影響や、世界的には宗教や倫理的にお酒に対してネガテイブな印象を持つ方が多いです。よって、アメリカなど海外では屋外での飲酒はいろいろなところで禁止されています。よって、あえてお酒という言葉を口にしないDrink だけでお酒を飲むという使い方をするようになりました。いくらお酒が大好きな方も外国人の前でI like drinking!!とは言わないほうがいいですよ。すこし控えめに”I enjoy having a drink with my friend on weekends.”といった「お酒を飲むのが大~好き」といった直接的な表現を避けるようにしてください。(でも、講師はみんなお酒が好きですので、レッスンでは気軽に話題にしてくださいね。戸塚・大船・や横浜・鎌倉近辺のご存知のお勧めのお店もぜひ紹介してください)

 

フレーズを一つ紹介します。

(お酒)飲みに行かない?は

Why don’t we go for a drink?

を使ってください。

このフレーズ Why don’t we(you)~は何かに誘う時に便利な表現です。使い易いLet’s~でもいいですが、この表現もぜひ使えるようにしてください。

但し、どちらもカジュアルな表現ですので、目上の方などを誘うような場合は、

If ~, would you like to~

もし~ならば、~はいかがですか?

といった表現をつかってください。

その他にもお酒に関しては様々な表現がありますが、特に初心者の方はたくさん似ている同じような意味のフレーズを覚えようとせずに、自分が使える(使いそうな)表現を一つだけでもしっかり習得するようにしてください。身についた事を感じた時点で類似の新しい英会話表現を学習してみてください。

では、また次回に。

 

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